どうしようもない

2003年12月20日
苦痛以外の、何物でもなかった。

もう、いいよ。
わたしが、ドンナに重症な病気でも
突然死しても構わないから。

もう触らないで下さい。

応接セットに座らせて、
下着を外し、冷たい指で胸に触り
念入りに確かめながら掴み、揉み、摘む。

その場所に身体を横たわらせて、お腹から下腹へ。
厳重に包んであるその先のために、
力ずくでスカートを剥ぎ、下着をも掴み下ろす。

生理中だと分かり、「じゃあ、いいよ。」と手をはなされた。

生理じゃなかったら、何をされていたのだろう?
また、洗ってもいない指のまま、奥まで確認されたのだろうか。

わたしの身体をジックリ触って、何を確かめたいの?
誰も居なくなった部屋で、座るべき場所に横にして。

そうしなきゃ、確認できない病気なら知らないままでいい。
知らないまま、ドンドン悪くなればいい。

何よりも嫌なのは。
逃げたいのに、恐くて何も出来ない自分。

解放されて、車に飛び乗って泣いても
お風呂や布団の中、ヒトリで泣いても。
誰にも気付かれないように、必死で泣くのを我慢しても。

どうすることも出来ない、自分自身。
どうしようもない、わたし。

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