洗い流した

2005年6月25日 音楽
THE BACK HORN 「ヘッドフォンチルドレン」
2005年3月16日発売 CD

運命複雑骨折
コバルトブルー
墓石フィーバー
夢の花
旅人
パッパラ
上海狂騒曲(ラプソディー)
ヘッドフォンチルドレン
キズナソング
奇跡

彼らについての知識は無く、音源もコレを1回聞いたのみ。

イベントLIVEでは、ココから3曲くらい。
あと、聞いたことある曲が数曲。だった。

PVや、試聴でイメージしていた彼らは、
「激しくて痛くて堪えがたい」強い力。
目の前で、熱く衝動的にしぼり出している彼らは
面白くて、楽しくて。かわいらしくて、力強かった。

千切れるようなイメージだったボーカルは、
耳に痛くない独特の声で、楽器隊の出す音とよく馴染み
1回だけ苦しそうに叫んで歌った以外は、
とても通り、心地良く身体を揺さぶってくれた。

そして。CDでは気が付かなかった楽器隊。モノスゴイ!

ギョッとする髪型(獅子舞のようだった)のギター、
そりゃモウ嬉しそうに、様々な音色を奏でた。
途中、MC代わりに即興(?)の歌でアイサツしてくれた。
彼の指と腕は、どうやって動いているのか分からないくらい
やや異様に物凄い早さで、華麗に舞っていた。

ベースは、反対側であまり目で見ることは出来なかったが
スピーカーからビシビシ響いてくる音は、
なんでコンナに動くの?!という楽しい音を繰り出していた。
パッと見大人しそうな風体だが、ガクガクと暴れてくれてた。

ドラム。身体中、特に心臓にギュウギュウ響いて痛い。嬉しい。
あぁー、洗い流される!と泣きそうになりながら飛ぶ。
彼らはリズムが早いのに安定していて、身を任せやすい。
あ、変わったリズムや変調もガンガン入ってました。

ガクガクぐるぐるとネズミ花火のように
動きまくる姿を見ていて、ブワっと毛穴が開く。
前方の、ダイブを我慢しているであろう(禁止だった)
群れを眺めていて、飛び込んでいきたいと願った。

***

このアルバムを聞いて、その歌詞に驚愕→大笑いした。
歌詞カードを手元に置く気は無く、ジックリ読みたくない。
わたしには、入り込みたくない世界。が、特に前半に多い。
後半は、切ない聞き入ってしまう曲もある。
けど、何より楽器隊の素晴らしい音をモット聞きたいなぁー。

LIVEでの歌声は、悲痛じゃないし嘲笑ってもいない。
耳に突き刺さる痛い声じゃなく、とてもよく馴染む声。
だから、その魅力的な音に身を任せることが出来たんだと思う。

彼らの音は、最高だよ。

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